北海道旅行記  北海道の画像  北海道旅行と観光ガイド 一人旅で宿泊できる北海道の温泉宿
北海道へのアクセス

フェリーの利用

本州から北海道に車で行く場合には、必ずフェリーを利用する必要があります。また、それ以外でもノンビリした旅を目的としてフェリーを利用して北海道に行かれる可能性もあると思います。

そこで、このページでは長距離フェリーの話題を中心に、北海道にフェリーで行くガイドを簡単に紹介してみようと思います。






長距離フェリーの概要

長距離フェリーの基本は豪華でありながら、2等であれば安価に利用できるということです。

一般的には、船内にはレストランが併設されており、バイキングもあれば、定食が提供される場合もあり、それを各自でチョイスする形になります。詳しいことは、各フェリー会社のホームページをご覧ください。

船内で飲み物の購入は多少高めに設定されているとのことですので、事前に購入し、持ち込むことをおすすめします。(特にビール的な飲み物)

料金などについては、書くフェリー会社のホームページをご覧ください。


長距離フェリーを使うメリット・デメリット

良い点・悪い点と個人の感じ方によって違うかとは思いますが、あまりフェリーに乗らない方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしてください。


フェリーを使うメリット

自家用車を北海道で走らせられる:
「夏の北海道のレンタカーは高い」とか、「せっかくだから自分の車で走りたい」など、自分好みを車を自由自在に北海道の大自然の中を走らせることができま す。

あまりにも車高が低い場合など、フェリーに搭載できない可能性があります・・・。


運転をしなくて済む:
最寄りのフェリーターミナルまで運転しなければなりませんが、青森まで運転する労力を考えると圧倒的に楽です。 しかも、青森で結局フェリーに乗船しなければなりません。

特に運転に不慣れな方の場合、北海道に入った時に疲労で動けないなんていう事態も避けられます。


豊富な運賃設定(料金体系):
贅沢な旅行をしたい方は特等やスイート(個室)に、節約派という方には2等(いわゆる雑魚寝)、フェリーによっては2等寝台(鉄道でいうB寝台)など、お客様の予算や細かい要望に応じてくれます。



フェリーを使うデメリット

気候に左右されやすい・船酔いがある:
夏は台風で欠航になることも多々ありますし冬の海は荒れます。荒れた海を航行すれば、船の性能がいくら良くなっても大きく揺れるため、船酔いを起こすことゼロではありません。



時間がかかる
言うまでもありません。短い期間で北海道を満喫しようと考えている場合、あまり長距離フェリーの利用はおすすめできません。



ひとり旅+個室は高い
一人旅で北海道に出かけたいと考えている方は多いはず。フェリーで2等を利用する場合、車の料金に含まれているため安く済むのでイイのですが、個室でと考える場合、少し割高になるため、注意が必要です。

具体的には、個室を一人で利用する際に、貸切料金というものが発生し、商船三井の場合で、大人運賃の50%を通常支払う運賃に上乗せする必要があります。




長距離フェリーとホテルのパッケージ

各船会社で、往復の船(車を含む)とホテルがセットになり、割引となって販売されています。各船会社のホームページを確認してください。

あるいは、旅行会社のパンフレットにも、船とホテルを組み合わせられるプランがあります。
(私が知る限りは、近畿日本ツーリストの北海道で、大洗〜苫小牧の商船三井のフェリーを利用するプラン)




フェリーを使うときの車種別注意

船会社によって異なりますが、基本的に車の全長が基準となります。特に、日本車だとレクサスLS460(L)・600h(L)、 欧州車だと、メルセデス・ベンツ Sクラス、BMW 7シリーズなどの車がなどの車が全長5mを超えるため割高になります。

日本車でギリギリの5m以下のラインはクラウン・フーガ・アルファード・エルグランドなどです。「高級車」と呼ばれる部類の車をフェリーにのせる際は、「全長」を確認をしておいたほうが良いかと思います。

また、車種によっては受け入れ不可の車種(ローダウンやフェラーリ(?)など低い車など)もあります。



船酔いについて

私は大型旅客船は乗ったことがないので、詳しく分からないのですが、天気が良い太平洋側では、基本的に揺れは少ないそうです。

一方の冬の日本海側では、揺れがあります。現在のフェリーの性能は非常に優れていて、揺れを電子的に制御するシステムもあるそうです。



津軽海峡を渡るフェリーは冬で海が荒れていたりすると、非常に時化(しけ)ます。船が非常に揺れるのです。船酔いをしやす い方は、海が時化ている時に乗船しないほうが無難だと感じました。

(実際に乗ったとき)とにかく、上下に揺れるのです。

船酔いの対策は?
船酔いをする方でも、「深 夜便を利用することにより、揺れている間は熟睡する。」というプランを立てれば、船酔いを乗り切れる可能性もあります。(体質は人それぞれですが・・・)

あとは・・・、船酔いする方でも、自分は絶対に船酔いをしない!!と思い込んで乗船していれば、あまり酔わないと思います。「あぁ〜揺れている〜。船酔いしたら どうしよう。」なんて考えているほうが、かえって酔いやすいです。


 




北海道旅行と観光ガイド北海道の旅行記と旅行・観光ガイドJGC世界の旅行記