北海道の旅行記と観光ガイド

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北海道ドライブの概要

このページでは、北海道をドライブするにあたっての基本的なドライブガイドや注意事項などを紹介しています。手軽にドライブをするものから、北海道一周などの長距離ドライブについての情報にも対応しております。





北海道は実際に走ると地図で見るより距離が

北海道の地図

例えば、函館から帯広まで走る強行策を取ったとすれば、予定通りどころか、その日のうちに、目的地に到着するかも微妙になるのです。

現在は、高速道路も上記区間であれば、ほぼ全通しており、Google Mapの検索で見ると5時間程度で到着することが可能ですが、途中の観光地寄ることを考慮すると、終日かかることは容易に推測出来ます。


長距離の運転をするとは?

200km以上の距離を走るのであれば、長距離ドライブと言えると思います。

かなりの距離を走り、長時間運転をするということは、疲労もたまり、眠くなったりなど事故の原因にもなります。また、時間が迫っており焦って運転をすれば、速度超過になりがちです。


1日の走行距離の目安は?

私の考えでは、普段から運転をされない方なら、1日300km〜350kmを限度に走行することを おすすめします。普段運転をしている方なら、ご自身の体力と相談するのが良いと思います。

ただし、途中で適度な休憩を取るのは絶対条件になります。また、体力に自信の無い方や、運転が苦痛の方は、さらに距離を減らすことや、高速道路を多用することを おすすめします。


また、100kmの距離でも、いつもと違う場所を走ることにより、異様に長く感じる場合があります。





北海道走るとき、何km/hで走行?


制限速度を守って走れば済む。
これは極論になるのですが、北海道で制限速度を守って走行することが出来る人がいるなら、お目にかかりたいです。

制限速度を守れない時の北海道走行の絶対条件

まず、基本は、地元ナンバーの車に付いていくことです。地元の人は、だいたいどこで、取り締まりが行われているか、知っています。
北海道は前方車の追従がベスト
この時、それなりの速度が出ていたと思います。

定置式速度取り締まり(ネズミ取り)の場合は先頭車両が捕まることが一般的ですので、誰かの後ろを走ることで ある程度効果を発揮します。

ただ、釧路で函館ナンバーの車に付いたり、稚内で札幌ナンバーの車についていくよりは、地元車両の方が安全性が高まるかと思います。言うまでもありませんが、北海道の地元の人でも、取り締まりをやっていることを知らない場合があります。


速度取り締まりが行われやすいスポット

周りに何かある町や市街なら、制限速度を守って下さい。北海道のネズミ捕りの場合、大概は町とか市街地という感じの場所で行われています。ですから、家が一軒ある場合には、スピードを落とすことをおすすめします。



簡単に写真で解説します。

北海道は前方車の追従がベスト
このような風景において速度取り締まりを見たことがありません。
ただ、レーダーパトカーが木の陰に隠れている可能性はあります。


郊外
このような風景の場所で信号待ち中、目の前に速度測定器がありました。

国道12号線
国道12号線 この近所で実際にネズミ取りが行われており、助手席のカバンを下に落としてしまいました。


詳しくは、北海道の取り締まりをご覧ください。





北海道で車中泊ドライブ

アルファード・ヴェルファイアの後部座席
お金を掛けたくなければ、有効な手段です。
あ、ちなみに、アルファードやヴェルファイアをレンタカーで借りても上の写真のようなグレード(エグゼクティブラウンジ)は借りられません。一番下のグレードです。

写真はヴェルファイア 3.5エグゼクティブラウンジ


車中泊の注意事項

睡眠中はエンジンを切ってください。
エンジン内部は燃えており、寝ている間に何が起こるか分からなく、非常に危険です。

また、運転席でエンジンを掛けっぱなしにして仮眠をとると、寝ている間に、アクセルを踏んでエンジンを破損する恐れもあります。必ず、エンジンは切ってください。
(ハイブリッド車も念の為パワーを切った方が良いです。)


布団や毛布などの防寒対策を持参してください。
8月でも7℃
8月下旬にトマムにて

つまり、真夏にもかかわらず、気温が10度以下になる場合があり、エンジンを切った状態では夏でも風邪をひく可能性があります。


どこで車中泊をすれば?

私のおすすめは道の駅です。
道の駅は、トイレ・自販機など、必要最低限は完備されていて所によっては、トイレにヒーターが設置されている場合もあります。次の日寒くてエンジンが掛からなくても、暖かい場所はあるのです。

つまり、レスキューなどが来るまでの間、暖かい環境で過ごすことが可能です。





飛び出してくる野生動物に注意

北海道には、熊・狐・鹿など、さまざまな野生生物が生息していて、当然、大自然に道路がる北海道では、動物の飛び出しも多々報告されているのです。

北海道の動物は保護されているため、跳ねたりしないでください。


万が一、動物を跳ねると車が大破します。

鹿の骨は非常に硬いため、衝突すると、車が大破する可能性があります。当然、熊なども跳ねないでください。




60km/hで走行すると、1時間後に60キロ進む

北海道も都市部や住宅地を抜けると、周りには何もありません。都市部以外では、混雑していることは皆無ですから、渋滞の心配もほとんど必要ありません。

逆に、信号1個ないところも多数あり、普通に走行していると、1時間後に約60km進んでしまうの※です。そのくらい、ノンストップで走行できてしまうのです。
※平均速度が60km/hを超えており、関東周辺で平均速度が60km/hを超える一般道は稀です。

そんなことで、北海道の田舎を走る場合、
基本的に、1kmの距離を進むには1分かかる。ということを覚えておくと便利です。ただし、札幌などの都市にを通過する場合ではこの数字の適用できません。




路面凍結っていつ頃かな?

冬の北海道
北海道の場合、夏というのは わずかな期間です。そのため、6,7,8,9月以外の月は、路面が凍結している恐れもあるのです。


雪解けの春

一般的に市街地の場合、4月には雪が降ることも ほとんど無く※、スタッドレスタイヤを外します。ただし峠では、路面凍結している恐れがあります。5月ぐらいになると、峠も凍っているところは、少なくなります。(油断厳禁)
※2000年に訪問した際の札幌では4月1日に結構な雪が降りました
※また、2016年のGWにはスタッドレスタイヤを装着しないと走行出来ないほど雪が降っています。



冬が始まる秋

秋になる9月に寒くなりまして、10月には雪が降り始める地域があります。

10月を過ぎると、峠では路面が凍ることもあり、10月も下旬になると、都市部でも降り始めます。平地では、11月中旬ぐらいから、スタッドレスが必要になると思います。
※なお、レンタカーは10月からスタッドレスタイヤに履き替えを行います。



12月中旬までは札幌市内でも雪が積もっては融けたりの繰り返しで、一見スタッドレスタイヤは不要に見えるのですが、一晩で雪が積もる日があり、11月以降はスタッドレスタイヤが必須と言えるでしょう。



いずれも、年によって変わりますので、最新の情報に注意してください。





ガソリンスタンドの営業時間と店舗数

ガソリンスタンド

北海道の夕方は早い

都市部を除けば、16時や17時以降、営業していないガソリンスタンドが多いです。ですから、夜間の走行は極力避け、どうしても夜間走行する場合、事前にガソリンをいれておいた方が良いです。

ガソリンスタンド過疎地

また、北海道の場合、ガソリンスタンドが無い地域もあります。

例えば、
今ここにガソリンスタンドがあっても、次のガソリンスタンドは50km先にある。
ということも、よくあります。

そのため、ガソリンが半分以下になったら、早めに給油するように心がけてください。タンクの半分以下の量で走行する場合、近くに都市が無ければ、ガス欠になる危険性があります。


ガス欠になると・・・、

・車の損傷につながります。

・保険会社のロードサービスが付帯されている場合がレンタカーでもありますが、何も無い原野でロードサービスを待つのは・・・・。冬だとなおさらです。

・ハイブリッド車もシステムが起動しなくなると考えて良いため、車は動かなくなります。



トイレには要注意

いくら膀胱が大きい方でも、トイレは早めに行かれることを強くおすすめします。

さきほど紹介した通り、次のスタンドまで50kmの距離があるのと同様にして、次のトイレがある施設まで50kmある場合もあるのです。いくら、大自然の北海道でも、放尿するのは・・・


ちょっとでもトイレに行きたくなったら、道の駅・コンビニ・ガススタンド・途中の休憩所などに行かれることをお勧めします。




これに関連して、長距離を移動する際、コーヒーや緑茶などの利尿作用が強いものは飲むことを避けたほうが良いです。ただし、眠気覚ましとしても、効果があるため、定期的にトイレに立ち寄れそう(高速道路上等)か等を確認すると良いでしょう。





夏の北海道ドライブ限定?

ガソリン代を浮かせる方法

夏の北海道ドライブに限りませんが、冷房を使わないと燃費が良くなる というのは有名な話です。普通に考えれば、熱中症になるとかお考えの方は多いでしょう。しかし、夏でも北海道では違うのです。


エアコンを止めて、窓を開けて走行してください。熱中症になることは、まず無いと思います。その根拠に、北海道のローカル列車には一部を除き、冷房装備がありません。

窓を開けて走ることが、いかに気持ち良いか実感できるのではないでしょうか?(森林浴の効果もありそうですね。)


ただし、都市部などでは、空気も悪く、それほど涼しくも無いので、窓を閉めて、エアコンを利用することをおすすめします。



また、窓を開けると空気抵抗が大きくなり、その分、燃費が悪化するとも言われています。A/CをOFFにするのと、どちらが燃費が良くなるかは比べたことが無く、よく分かりません・・・。
なお、車の燃費計で見るか限り、差がありません・・・。






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