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一度は乗りたい北海道の列車・路線 勝手に3選
北海道と言えば雄大な風景であり、その景色は何度見ても飽きることはありません。列車からその風景を眺めれば、格別な旅になることに違いありません。 |
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一度乗りたい列車・路線の定義あくまでも個人的な見解であることを了解していただくとして、北海道の鉄道の要素には、・豪華 / 快適さ ・雄大な北海道の鉄道の車窓 ・日本を誇れる列車であるかどうか の3点とさせていただきました。 北海道の列車の場合、ほとんどの列車・路線で上記のいずれかに該当しており、選ぶのに迷うところです。 一度は乗りたい列車以前ほど、乗っておいた方が良い列車が少なくなったように感じます。これは、相次ぐ事故によりかつて日本でも最速の気動車も速度を落としたり、ノロッコ号などの観光列車も無くなるなど魅力が減りつつあります。 キハ40系 列車(北海道内全域)キハ40系(石北本線) 国鉄時代から運行されている列車で、北海道をローカル線で旅する際には1度は乗る列車と言えます。運行エリアも道南〜道央〜道東および道北にかけてと北海道全域で運行されています。 では、なぜ乗った方が良い列車であるかと申し上げると、キハ40系という列車は運行開始から30年以上経っており、老朽化が激しく、安全運行のためにも車両の更新が必要な状況です。 そのため、キハ40系は随時退役させている状況であり、近い将来には全車両が退役する予定です。国鉄時代からの車両の数が減ってきており、鉄道に興味が無い方でも近いうちに乗車していただきたい車両の1つです。 キハ54系(釧網本線・宗谷本線・根室本線 他)キハ54系 (釧網本線) キハ54系は、北海道内の地方路線を中心に活躍している車両です。 特徴は、普通列車でありながら、座席に簡易リクライニングが装備されており、長時間の乗車する場合でも快適に過ごせます。(釧網本線) また、列車に冷房の装備は無いものの、夏場には窓を開くことが出来るため、北海道の風が大変気持ちいいです。 昭和60年ごろに製造された車両のため、車体はステンレス製、かつての205系の山手線を思い出させてくれます。 北海道のローカル線には他に、先述したキハ40系なども運用されていますが、ただ、北海道のローカルな風景を眺めるだけが目的であれば、快適なキハ54系をおすすめします。 特急スーパーカムイの指定席特急スーパーカムイ スーパーカムイは、札幌〜旭川間で運行されている特急列車で、数少ない「電車」の特急です。最高速度は130km/hで札幌〜旭川間を1時間25分で結んでいます。 スーパーカムイ指定席 「北海道を鉄道で移動」のページですでに紹介しますが、1編成に1両ある指定席は自由席と差別化されており、自由席特急料金に520円をプラスすれば、ワンランク上の快適な座席に着席可能です。 かつては、新千歳空港〜札幌〜旭川で直通運転が行われており、新千歳空港〜札幌間は快速エアポートとして運行されていました。そのため、特急車両でありながら特急料金が不要で乗車することが出来ました。 2016年3月には、ダイヤが乱れた際に札幌都市圏全体のダイヤが乱れてしまうことから、上記列車の快速エアポートとしての運行が無くなりました。 快速エアポートとして乗車できれば、大変お得に感じる列車でもあったため、直通運転が無くなったことが大変残念でもあります。 一度は乗りたい路線 Best3こちらも個人的見解の域は超えないのですが、上記の定義を基に作成しました。主に風景(車窓)などを重点的に考えてみました。函館本線 ・室蘭本線 ・千歳線長万部駅で撮影 噴火湾沿い 特急スーパー北斗・北斗が運行されているルートで、函館から乗車した場合、函館市街地を山の上から一望し、大沼公園を抜け、右側に海を見ながら走り、長万部から室蘭本線に入り、左側に昭和新山を眺めながら、続いて白鳥大橋(室蘭)を見つつ、札幌へ向かうというものです。 北海道の主要とする観光地が並んでいるルートでもあるため、列車からの景色も飽きさせてくれません。 また、運用されている普通列車はキハ40系でローカル線の旅が楽しめます。 釧網本線「最果て」という言葉がふさわしいかどうか、現在、廃線が検討されそうなくらい赤字の路線でもあります。ただし、知床半島が世界遺産に登録されたことにより、知床半島までの足として注目がされている路線でもあります。 オホーツク海 釧路から乗車した場合、最初は釧路湿原の中を走りながら、気が付くと右手に知床連山が立ち並び、知床斜里駅を過ぎたあたりからは、右側にオホーツク海が見え、冬には流氷も眺められます。 富良野線美瑛 この日はあいにくの天気 ※冷房が装備されている列車の場合は窓が開きません。 ちなみに、夏以外の季節に乗るとあまり感動はありません。ちなみに、冬は、あたり一面銀世界と聞くと感動するかも?と思う方は多いかもしれませんが、真っ白の景色は、北海道内どこもあまり変わりません。 |
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