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北海道の列車に乗るとき酔い止めは必要?

鉄道に乗車するにあたり酔い止めの薬を飲むと聞いたことが無い方は多いでしょう。しかしながら、このような内容を掲載するには、ちゃんと理由があるのです。





酔い止めの必要性

ずばり答えを申しますと・・・・

車酔いをしやすい方は持参することをお勧めします。

おすすめは、飲んだら すぐに効くタイプで、水なしで飲めるものです。

私の経験上、特急列車(スーパーおおぞら)に乗っているときに、車掌室の前で気分が悪くなり、その場で・・・という方を見かけたことがあります。



と言うこともありますので、酔い止めは持たなくても、どのような状況が列車酔いしやすいかをまとめました。




酔いやすそうな列車の傾向

北海道内の高速特急列車(新幹線を除く)でないかと思います。一般的には北海道の特急列車は、大変乗り心地が良いという評判ではありますが、 必ずしも そうではないようです。


主たる理由として挙げられるのは、特急列車の大半は130km/hの高速で走行するために揺れが大きいです。また、冬場には強力なヒーターが働いているために、暑すぎて気分を悪くされる方もいらっしゃるようです。


揺れに関して振り子機構搭載車(スーパーおおぞら・スーパー宗谷など)では、カーブをあれだけのスピードで走行するため、微妙な計算の違い(カーブの径に対して、車体の傾きが1度違う)で大きく揺れてしまうのです。
(参考までに、東海道新幹線でもN700系では同様の振り子機構が搭載されていますが、東海道新幹線の場合、コンピュータでかなり緻密に計算されているため、北海道内の特急と比較しても、かなり改良されています



※ただし、現在ではJR北海道の相次ぐ事故により大半の列車が減速をおこなっており、列車自体の乗り心地は以前よりは改善されています。





列車で酔わないための対策

列車に酔わない自信がある方は、まったく読まなくても良いと思います。そして、下記の対策は私の自己流であり、実践しても絶対に酔わないわけでは ないと思いますので、ご注意をお願いします。


なるべく車両の中央寄りの座席を選ぶ

鉄道の特徴の一つして、鉄道は車輪の上付近にいると非常に揺れやすく、逆に、車輌の中間地点にいる場合、あまり激しい揺れがありません。

例えば、乗り心地が大変優れている新幹線に乗車した場合でも、客室内は揺れも少なく快適ですが、デッキに立っている場合は揺れが大きいです。


ということで、着席の際はデッキに近いドアよりは、客室中央付近のドアに乗車するようにしましょう。



温度調整のしやすい服装を選ぶ(冬の北海道)

先述したとおり、冬の北海道の鉄道は、強力な暖房が私たちの冷え切った体を温めてくれます。しかし、それは時に恐ろしく、あまりに暑くし過ぎ、逆に気分が悪くなることもあるのです。



そこで、ぜひ薄着になれるような服装をおすすめします。

私の場合、Yシャツ着用時を除いて常に半袖になる準備をし、列車内が極端に暑い場合には半袖になっています。(極端に暑さに弱いため)
半袖にならないとしても、タートルネックを着用するよりは、普通の首の無いシャツ※を着用された方が、列車内では良いと思います。
※外が寒い場合はマフラーを着用すればOKです。

ただし、列車内でお休みになる場合は、ある程度暖かい服装をした方が良いのかもしれませんね。


食事をしっかり取り体調管理万全で

意外とお腹が空いていることで気分が悪くなったり、あるいは何か飲み物があれば、気分が悪くならずに済むという場合が多々ありました。

お腹が空いている状態で列車に乗り、好みの弁当が売っていないなどの理由で何も食べないでいると、列車に揺られて余計にお腹が空いてきたりする経験が多々あります。

もし、駅弁が高いから買いたくないなどの理由がある場合、駅で軽く食べるものを購入しておくことをおすすめします。




列車に乗って酔った経験をする人は、あまり多くないと思います。

しかし、揺れが大きな列車であれば列車に酔うこと自体が不自然なことではなく、車酔いと さほど変わりません。ですので、上記方法を軽く実践して もらえればと思います。


そして、究極の乗り物酔い対策は、睡眠を取ることです






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