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JALダイナミックパッケージは最強?


JALダイナミックパッケージとは、航空券と宿泊がセットなった、いわゆるパッケージツアーのことで、1泊ごとに好きなホテル・好きな時間帯の便を自由に 選べます。インターネットで申し込めるため、いちいち旅行会社に足を運ぶ必要がありません。

そんなJALダイナミックパッケージの魅力を紹介します。




魅力1:便名の指定が可能

空席がある限り、好きな便を選択することが可能。

したがって、観光をたっぷりしたい方は早朝便を選んだり、早起きが苦手な方は昼ぐらいの便を選んだり、ビジネスに用いる場合でもちょうど良い時間帯を選択 することが可能です。

なお、需要の多い時間帯(新千歳行きだと9時台とか)には割増料金が発生します。





魅力2:値段がわりと安い

閑散期になれば、4泊5日で32,000円程度です。
(札幌市内宿泊/飛行機代・片道分のクラスJ込み)

北海道に限っては、7月8月だと割高になりますが、繁盛期を外せば比較的安くツアーを利用することが出来ます。




魅力3:充実したオプション

北海道で見るなら、レンタカーやJRの切符、観光地の割引された入場券などを申し込むことが可能。

入場券などは、予定は変更になる可能性があるため、絶対に行くと決めた場所以外は予約をしない方が良いと思います。(現地にも割引入場券があることが多い です。)


格安すぎるレンタカー

タイムズカーレンタルで借りた1日500円のデミオ
タイムズカーレンタルで借りたデミオ



繁盛期を除いて、1日500円(税・免責補償込)で利用できるレンタカープランが存在します。(車種はVitzやデミオなどコンパクトカー)

期間限定で販売しており、予約日によっては必ずしも対象になるとは限りませんが、もし対象であれば、2泊3日で1,500円で利用できてしまうのです。

私が知る限り、パッケージツアーのオプションとしては、最も安いレンタカーでありますし、ニコニコレンタカー等の中古車を使っているわけでもないため利用 価値は大です。




魅力4:オープンジョーが可能

オープンジョーとは、「往路と復路の発着地のうち、いずれか片方が別地点となる航空券」とWikipediaに記載されていました。

どのようなものか:
行き 東京⇒新千歳
帰り 釧路⇒東京
ただし、新千歳から釧路までの移動は各自

というものです。そのため、いちいち新千歳まで戻ってくる必要は無いため、効率よく北海道観光が可能です。



ちなみに、
行き 東京⇒新千歳
帰り 福岡⇒東京
ただし、新千歳から福岡までの移動は各自

という組み合わせも可能です。





魅力5:前日の予約も可能

ビジネスが目的の場合、突然の出張にも対応しています。

ただし、前日だとオプションの予約が出来ないのと、7日前に予約する方がお得だと公式サイトに記載されています。




以上がおおまかな、ダイナミックパッケージの魅力です。他の旅行会社などでもダイナミックパッケージは販売されていますが、私がよく使うのがJALダイナ ミックパッケージであったため、JALに限定して紹介しました。






魅力的とはいえ、良いところだけ紹介するのも・・・・なので、デメリットについても触れたいと思います。


デメリット1:特にクラスJの空席が少ない

クラスJ(SKY NEXT)

新千歳便の場合、普通席に空席があっても、クラスJが満席の便が多くなっています。空席があっても、需要の多い時間帯は割増料金が高めに設定されているこ とが多いです。



デメリット2:ファーストクラス事前予約不可

JAL国内線ファーストクラス
JAL国内線ファーストクラス


北海道で国内線ファーストクラスが設定されているのは新千歳便のみです。

JAL国内線ファーストクラスですが、事前予約は出来ません。もともと安い運賃においては事前予約が出来なかったので、パッケージツアー運賃では予約が出 来なくて、当たり前と言えば当たり前のようです。

ただし、当日空席があれば+8,000円でアップグレードが可能になります。


例えば、冬の新千歳便であれば、需要が少ないため、当日アップグレードも可能になりますが、夏の新千歳便は満席であることが多く、当日アップグレードも難 しい日も多々あります。



デメリット3:キャンセル・変更の場合は不利

ダイナミックパッケージは、旅行業法上の募集型企画旅行の扱いになります。したがって、キャンセル・変更の場合はその旅行会社の規約に従う必要がありま す。



JALダイナミックパッケージを例に紹介します。

キャンセルの場合:
21日前までにキャンセルしないとキャンセル料が発生します。

たとえ、宿泊するホテルのキャンセル規約が1週間前までキャンセル料無料であっても、あくまでもJALダイナミックパッケージの規約に従う必要があり、 キャンセル料が強制徴収されます。


変更の場合:
変更できないプランの場合は、一度キャンセルして再予約をする必要があります。

キャンセルということなので、当然21日前までにキャンセル手続きを行わない場合は、キャンセル料が発生するほか、タイムセール※で購入した旅行商品の場 合、タイムセールがすでに終了していると、そのタイムセールの料金を適用することも出来ません。
※期間限定での販売・「〇日前までに予約の場合〇円引き」などの表記を含む



したがって、ビジネスなどで予定が流動的な場合には、あまり利用をオススメできません。当然、飛行機の便の変更も出来ないので、当日早く空港に行ったとし ても、前便に振り替えることは原則※できません。
※気象条件などで後続の便に大幅な遅延が生じる可能性がある場合などは、振替手続きをとることがあります。





ということで、簡単に紹介しましたが、もし条件が合うなら非常にお得に北海道旅行を出来るのがJALダイナミックパッケージですので、ぜひご利用してみては いかがでしょうか。





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