北海道の旅行記と観光ガイド

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どのようなプランかで利用する切符を決める

どういうことかと申し上げると、JRや各旅行会社では「お得なきっぷ」として、往復割引運賃であったり、フリーパスなどを販売しています。また、旅行会社でパッケージツアーを申し込むと、オプションでJRの割引切符を購入することも出来ます。





トクトクきっぷ(割引切符)のタイプを確認する

電車賃が無条件に割引になることって無いです。(株主優待券等を除く)

では、なぜ割引にできるかと言えば、「条件付き」での割引だからです。
具体的に、
・往復しなければならない
・列車限定
・複数回乗車(回数券)
・何度も(何キロも)列車に乗車しないと元が取れない(フリーきっぷ)

などと、多くの制約があるのが、トクトクきっぷの特徴です。


しかし裏を返せば、条件に該当する旅行プランを立てると、お得に鉄道旅行も可能なのです。

次の項目で、北海道のトクトクきっぷについて触れていきたいと思います。



往復割引きっぷ

Rきっぷ(指定席利用可/旭川以北稚内および以東網走方面)
Sきっぷ(自由席のみ/札幌=旭川方面各主要駅など)


以前は北海道内主要都市では利用できたと思いますが、現在は改悪されたため、利用できる区間がかなり限定されています。それでも、札幌〜旭川間が設定されていることは救いでしょう。


とは言え、札幌から旭川へ観光に行くことを考えれば、通常料金片道4,810円掛かるところが、往復で5,080円で半額近い金額になります。旭山動物園へのアクセスも可能※なことから有用な切符と言えるでしょう。
※旭山動物園を目的とした場合、札幌〜旭川間の列車代+動物園までのバス代が含まれた切符も販売しています。



フリーきっぷ

北海道に長い期間滞在する場合、北海道内をできるだけ細かくしたいという方に便利なのがフリーきっぷです。フリーきっぷとは、決められた期間内・エリア内であれば、自由に乗り降りすることが可能な切符です。

フリーきっぷには、大きく分けると2つのタイプがあり、用途に応じて使い分けることが可能です。

北海道全域のフリーパス

タイトル通り、北海道内全域で利用することが可能な切符です。代表的な切符が、
・北海道フリーパス(特急列車自由席まで利用可)
・青春18きっぷ/東日本&北海道パス(原則 普通列車のみ)
・旅行会社のパッケージツアーにセットで組める北海道フリーパス※
※旅行会社のパッケージツアーの商品購入が条件。利用できる列車はプランにより異なるが、北海道内全域のきっぷであれば特急列車の自由席に乗車可能な場合が多い。


などが、代表されます。



北海道フリーパスは特急列車利用向けのフリーきっぷ

JRで正規に発売している北海道フリーパス(特急列車用)の特徴として、特急列車も含めて7日間 普通車自由席に乗り放題です。

座席指定も6回まで可能で、札幌〜函館や旭川等、乗客数の多い列車の座席の指定を受ければ、確実に着席が可能になります。

金額は23,230円(2016年現在)。特急列車を利用できるメリットは大きく、移動時間の短縮が出来るため、それほど長い期間を要さなくとも、北海道を鉄道で一周することが可能です。



一方でグリーン車用が販売されていないことや、グリーン車にアップグレードも別途特急料金も必要。さらには在来線特急に限ることから、北海道新幹線も利用できず、今話題の木古内方面に向かうことが出来ません。



普通列車利用向けの切符

北海道&東日本パスと青春18きっぷを利用のページで紹介しています。両切符のメリット・デメリットや活用例も紹介しています。


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北海道のエリアごとのパス

何も北海道の鉄道旅行で、すべてを見る必要はありません。一部の地域を重点的に観光するというのも、アリではないでしょうか?ということで、みどりの窓口などで発売されているチケットを中心に紹介したいと思います。

一日散歩きっぷ

土日祝日に利用できる切符です。1日間有効なきっぷとなっており、2泊3日で札幌旅行の1日だけ足を延ばすのにメリットがあるきっぷと言えます。

札幌を中心にニセコ・登別・室蘭・洞爺の他、富良野や美瑛まで足を延ばすことが可能。価格は¥2,260で特急列車の利用は出来ませんが、広範囲に行動するわけでなければ、このような切符でも十分だと思います。









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